Linux上でコンパイルする
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| + | Subversionを用いて、「開発用」のソースコードを手に入れることも可能です。そこにはStellariumの最後のリリースのあとに導入された、新しい機能も含まれます。この新機能はしばしば、楽しみなことでもあるでしょう。''警告:''Subversion版のソースコードは制作中のものであり、不安定だったり、まったく動かなかったり、コンパイルさえできないものかもしれません。 | ||
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| + | 現在、automake/autoconfの代わりにCMakeを使用しています。よくある問題としては、CMakeの十分に新しいバージョンを使っていないためにエラーが生じるというものがあります。[[必要なパッケージ一覧]]のページを読んで、自分が使用しているバージョンを確認してください(古いCMakeを使っている場合、curl関係のエラーが出ることがあります)。 | ||
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| + | QTのバージョン4とバージョン3の両方がインストールされている場合、mocやuicのコマンドを使ってQT4を使うようにしてください。Ubuntu/Debianユーザなら、[http://porpoisehead.net/misc/qt_alt このスクリプト]を使えば簡単に切り替えることができます。 | ||
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| + | ソースコードが含まれる圧縮ファイルを展開します。端末を開き、Stellariumをビルドしたいディレクトリに移動してください。圧縮ファイルをそこに保存し、次のコマンドを実行してください(もし望むなら、arKなどグラフィカルなアーカイブツールを使ってもいいでしょう): | ||
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| + | *端末を起動し、ソースコードのあるディレクトリに移動してください: | ||
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| + | *CMakeを用いて設定をします: | ||
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| + | <nowiki>svn co https://stellarium.svn.sourceforge.net/svnroot/stellarium/trunk/stellarium stellarium</nowiki> | ||
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| + | mkdir -p builds/unix | ||
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| + | 初期設定では、Stellariumは/usr/local/にインストールされます。もしそれでよければ、次のようにCMakeを実行してください: | ||
| + | cmake ../.. | ||
| + | もしくは、別のインストール場所を指定したい場合は、次のようにします: | ||
| + | cmake -DCMAKE_INSTALL_PREFIX=/opt/mylocation/ ../.. | ||
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| + | ===開発版のアップデート=== | ||
| + | 以前に開発版をビルドしていて、新しい変更点を採り入れてビルドしなおしたい場合は、まずstellariumディレクトリ内で次のコマンドを入力してください: | ||
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| + | これは、レポジトリから各ファイルの差分のみを取得し修正してくれます。たいていの場合は、makeからやり直せばいいのですが、新規ファイルが存在する場合(svn upコマンドで先頭に"A"と表示されるファイルが存在する場合)、cmakeからやり直す必要があります。 | ||
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| + | ===開発版の問題点=== | ||
| + | 開発版はまさに開発中であることに注意してください。よって簡単にビルドできることもありますし、うまくビルドすることができないこともあります。 | ||
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| + | #バージョン0.9.xでは、dataディレクトリやtextureディレクトリのレイアウトが変更されています。これに関する詳しいことは[[File location change for version 0.9.x]]を読んでください | ||
| + | #バージョン0.9.0以降、新しい星のカタログが採用されています。これは全部で六つのファイルからなります。明るい星のみを含んでいる、サイズが小さい三つのファイルはsubversionのレポジトリからダウンロード可能です(小さいと言っても星の数は今までのカタログと同じくらいです)。サイズの大きい残り三つのファイルはsourceforgeから別途ダウンロードすることで利用可能となりますが、まだ用意されていません(準備には時間がかかりそうです)。気になる方のために、4番目と5番目のファイルが[http://porpoisehead.net/mysw/stel_new_cat ここに]用意されています。利用するには最低でも512MB以上のメモリが必要です | ||
| + | #ビルド後、Stellariumを起動する場合は、別の<code>config.ini</code>を利用するようにしてください。次のように実行することで、別の<code>config.ini</code>を読み込ませることができます: | ||
| + | stellarium --config-file=dev_config.ini | ||
| + | この場合は<code>~/.stellarium/dev_config.ini</code>が読み込まれます。現在のディレクトリにある設定ファイルを読み込ませたい場合は、次のようにします: | ||
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| + | ==QTとSDLを切り替える方法== | ||
| + | Stellarium 0.9.0のバイナリでは、以前はSDLを利用していたメインウィンドウの部分でQTを利用するようになりました。ただ、必要ならSDLを利用してビルドすることもまだ可能です。ただし、以下の方法は将来的には廃止されます。 | ||
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| + | Stellarium 0.9.0に対してSDLバージョンをビルドしたい場合、CMakeLists.txtファイルの以下のセクションの内容を変更します: | ||
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| + | ########### Others ########### | ||
| + | # Define if we want to manage the main window with SDL or Qt4 | ||
| + | # Note that Qt4 is required in any case anyway | ||
| + | #SET(USE_QT4 1) | ||
| + | SET(USE_SDL TRUE) | ||
| + | cmakeコマンドからビルドをすれば、SDLバージョンが完成します。 | ||
Latest revision as of 07:57, 5 July 2012
新しいバージョンのStellariumがリリースされるたびに、Sourceforge上に新しいソースコードのパッケージが提供されます。そのようなソースコードをビルドすれば、同時期にリリースされたバイナリと機能的にまったく同じStellariumのコピーを手に入れることができるでしょう。
Subversionを用いて、「開発用」のソースコードを手に入れることも可能です。そこにはStellariumの最後のリリースのあとに導入された、新しい機能も含まれます。この新機能はしばしば、楽しみなことでもあるでしょう。警告:Subversion版のソースコードは制作中のものであり、不安定だったり、まったく動かなかったり、コンパイルさえできないものかもしれません。
もし、コマンドラインの操作に不慣れなら、このページが参考になるかもしれません。
Contents |
準備
最初に、いくつかのパッケージをインストールする必要があります。
現在、automake/autoconfの代わりにCMakeを使用しています。よくある問題としては、CMakeの十分に新しいバージョンを使っていないためにエラーが生じるというものがあります。必要なパッケージ一覧のページを読んで、自分が使用しているバージョンを確認してください(古いCMakeを使っている場合、curl関係のエラーが出ることがあります)。
QTのバージョン4とバージョン3の両方がインストールされている場合、mocやuicのコマンドを使ってQT4を使うようにしてください。Ubuntu/Debianユーザなら、このスクリプトを使えば簡単に切り替えることができます。
ソースコードが含まれる圧縮ファイルを展開します。端末を開き、Stellariumをビルドしたいディレクトリに移動してください。圧縮ファイルをそこに保存し、次のコマンドを実行してください(もし望むなら、arKなどグラフィカルなアーカイブツールを使ってもいいでしょう):
$ tar zxf stellarium-0.9.0.tar.gz
stellarium-0.9.0というディレクトリができ、その中にソースコードが展開されるはずです。
ビルド
- 端末を起動し、ソースコードのあるディレクトリに移動してください:
cd stellarium-0.9.0
- ビルド用のディレクトリを作成し、そこに移動します:
mkdir -p builds/unix cd builds/unix
- CMakeを用いて設定をします:
cmake ../..
初期設定では、Stellariumは/usr/localにインストールされます。もし他の場所にインストールしたい場合は、次のようなオプションをcmakeに追加してください。
cmake -DCMAKE_INSTALL_PREFIX=/opt/mylocation ../..
- makeを実行します
make
- プログラムをインストールします(rootで実行する必要があります)
make install
これで、Stellariumはビルドされ、インストールされるでしょう。ビルドはP4 1.7Ghz/512 Mbで数分かかります。
Subversion(開発)版
まず、必要なパッケージをインストールしてください。
ソースコードの入手
以下のコマンドを実行してください:
svn co https://stellarium.svn.sourceforge.net/svnroot/stellarium/trunk/stellarium stellarium
これによって、ソースコードを格納するためのstellariumディレクトリが作成されます。
ソースのビルド
- 上記のsvnコマンドで作成したstellariumディレクトリに移動してください。
cd stellarium
- ビルド用のディレクトリを作成し、そこに移動します:
mkdir -p builds/unix cd builds/unix
初期設定では、Stellariumは/usr/local/にインストールされます。もしそれでよければ、次のようにCMakeを実行してください:
cmake ../..
もしくは、別のインストール場所を指定したい場合は、次のようにします:
cmake -DCMAKE_INSTALL_PREFIX=/opt/mylocation/ ../..
- 次にmakeを実行します
make
- ソースコードディレクトリからStellariumを実行します。次のようにソースコードディレクトリの一番上に戻って、バイナリファイルを実行してください:
cd ../.. builds/unix/src/stellarium
- インストールしたい場合はbuilds/unixディレクトリ内で(必要であればrootで)次のコマンドを実行します:
make install
開発版のアップデート
以前に開発版をビルドしていて、新しい変更点を採り入れてビルドしなおしたい場合は、まずstellariumディレクトリ内で次のコマンドを入力してください:
svn up
これは、レポジトリから各ファイルの差分のみを取得し修正してくれます。たいていの場合は、makeからやり直せばいいのですが、新規ファイルが存在する場合(svn upコマンドで先頭に"A"と表示されるファイルが存在する場合)、cmakeからやり直す必要があります。
開発版の問題点
開発版はまさに開発中であることに注意してください。よって簡単にビルドできることもありますし、うまくビルドすることができないこともあります。
- バージョン0.9.xでは、dataディレクトリやtextureディレクトリのレイアウトが変更されています。これに関する詳しいことはFile location change for version 0.9.xを読んでください
- バージョン0.9.0以降、新しい星のカタログが採用されています。これは全部で六つのファイルからなります。明るい星のみを含んでいる、サイズが小さい三つのファイルはsubversionのレポジトリからダウンロード可能です(小さいと言っても星の数は今までのカタログと同じくらいです)。サイズの大きい残り三つのファイルはsourceforgeから別途ダウンロードすることで利用可能となりますが、まだ用意されていません(準備には時間がかかりそうです)。気になる方のために、4番目と5番目のファイルがここに用意されています。利用するには最低でも512MB以上のメモリが必要です
- ビルド後、Stellariumを起動する場合は、別の
config.iniを利用するようにしてください。次のように実行することで、別のconfig.iniを読み込ませることができます:
stellarium --config-file=dev_config.ini
この場合は~/.stellarium/dev_config.iniが読み込まれます。現在のディレクトリにある設定ファイルを読み込ませたい場合は、次のようにします:
stellarium --config-file=./some_config.ini
QTとSDLを切り替える方法
Stellarium 0.9.0のバイナリでは、以前はSDLを利用していたメインウィンドウの部分でQTを利用するようになりました。ただ、必要ならSDLを利用してビルドすることもまだ可能です。ただし、以下の方法は将来的には廃止されます。
Stellarium 0.9.0に対してSDLバージョンをビルドしたい場合、CMakeLists.txtファイルの以下のセクションの内容を変更します:
########### Others ########### # Define if we want to manage the main window with SDL or Qt4 # Note that Qt4 is required in any case anyway SET(USE_QT4 1) #SET(USE_SDL TRUE)
この部分を、以下のように"SET(USE_QT4 1)"をコメントアウトし、"SET(USE_SDL TRUUE)"の行を有効にします:
########### Others ########### # Define if we want to manage the main window with SDL or Qt4 # Note that Qt4 is required in any case anyway #SET(USE_QT4 1) SET(USE_SDL TRUE)
cmakeコマンドからビルドをすれば、SDLバージョンが完成します。